ポルシェ、AR技術をヘッドアップディスプレイに導入へ…スイス企業に出資

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AR技術を導入するポルシェのヘッドアップディスプレイのイメージ
AR技術を導入するポルシェのヘッドアップディスプレイのイメージ 全 4 枚 拡大写真

ポルシェ(Porsche)は9月18日、AR(拡張現実)技術を開発するスイスのWayRay社に出資すると発表した。AR技術を導入した自動車向けヘッドアップディスプレイの実用化を目指す。

WayRay社は、2012年に設立されたスタートアップ企業。本社をスイス・チューリッヒに置く。現在、250人以上の従業員を雇用。同社はロシア、中国、米国にもオフィスを構え、ドイツには2019年に生産拠点を設ける計画。

ヘッドアップディスプレイは、運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影するもの。車速、ナビゲーションシステムと連携したルート案内など、各種情報を表示する。ドライバーにとっては、視線をそらさずに情報が得られる安全上のメリットが大きい。

ポルシェが目指すARヘッドアップディスプレイは、前方の障害物や駐車可能スペースなどの情報を、ドライバーにリアルに伝える。また、サーキットでの使用も想定されており、理想的な走行ラインやラップタイムなどの情報を分かりやすく表示する。

ポルシェは、WayRay社と協力して将来的にポルシェの基準に準拠したソリューションを顧客に提供していく、としている。

《森脇稔》

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