大阪モノレール3000系が2018年度のグッドデザイン賞を受賞…眺望性などを評価 10月21日から運行

眺望性を重視した開放感が大きく評価された大阪モノレール3000系。
眺望性を重視した開放感が大きく評価された大阪モノレール3000系。全 3 枚

大阪モノレールは10月3日、同社の新型車両3000系が2018年度のグッドデザイン賞を受賞したと発表した。

3000系は大阪モノレールとしては17年ぶりとなる新型車両で、「やさしさ・おもてなし」「清潔感・開放感」「楽しさ」「チャレンジ」といったコンセプトで、おもに家族を意識して製作された。

今回の受賞では、眺望性を重視した開放感あふれるインテリアや、ベビーカー利用者を考慮して腰当てクッションを設けるなどのユーティリティー性、まとまりのよい内装材のカラーリングなどが評価された。

この3000系は10月21日から営業運行を開始することになっており、当日は14時から14時50分まで万博記念公園駅(大阪府吹田市)で出発式を開催。その後、14時45分発の臨時列車が門真市まで運行され、門真市15時18分発の千里中央行きから通常運行に入る。

グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が1957年から主催している総合的なデザインの評価・推奨制度で、モノレール車両としては過去に、東京モノレールの1000形、2000形、10000形が受賞している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る