ADIVA(アディバ)は4日、機動性を追求した小型ビジネスユース2輪EVの『VX-2』を日本初公開した。同日開催された「京都スマートシティエキスポ」で、VX-2を含む新型EV4台を展示。ADIVAが描く電動車の未来を提示した。
VX-2は、モーター出力の違いによって原付一種(50cc未満)クラスと原付二種(125cc未満)クラスを揃える。原付一種の出力0.6kWタイプは航続距離88km、最高速度は45km/h。原付二種の出力1kWタイプは航続距離100km、最高速度は75km/hを実現する。
同時に発表された『VX-1』がパーソナル向けかつ長距離クルーザー的な特徴を持っているのに対し、VX-2は積載能力と市街地などでの機動性を重視。他ADIVAブランドEVと同様に後輪にインホイールモーターを搭載。エンジン車と比べコンパクトかつ軽量というメリットがある。
シート後ろに取り付けられたリアボックスだけでなく、フロント足元にも大型のストレージを備え、見た目以上の積載能力を持つのが最大の目玉だ。
ADIVA 『VX-2』のバッテリーは取り外し式またリチウムイオンバッテリーは外部充電式ではなく脱着式であるのも特徴。シート下から取り出せば、屋内の100Vコンセントで充電することができる。また長距離走行に備えて、同サイズの予備バッテリーを積載するスペースも有している。
発売予定時期は、2019年春となる。
ADIVA VX-2