ダイムラー(Daimler)は10月8日、メルセデスベンツ乗用車の2018年1~9月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は181万1471台。前年同期比は0.4%減だった。
全販売台数181万1471台のうち、メルセデスベンツブランドが171万5087台を販売。前年同期比は0.1%減と、わずかに前年実績を割り込む。
メルセデスベンツブランドの1~9月の市場別実績では、欧州が68万8956台を販売。前年同期比は4.7%減と減少。このうち、地元ドイツは5.6%減の21万7943台。
また、米国は1~9月、22万5384台にとどまり、前年同期比は7%減と引き続き落ち込む。一方、アジア太平洋地域は71万4598台で、前年同期比は8.1%増と伸びる。このうち、中国は50万0707台。前年同期比は13.1%増と2桁増を維持した。
メルセデスベンツブランドの1~9月実績では、『Aクラス』『Bクラス』『CLA』『GLA』などのコンパクトカーが、前年同期比は4.6%減。『Sクラス』は5万8000台以上を売り上げ、前年同期比は24%増と2桁の伸び率。
また『GLA』『GLC』『GLE』『GLS』『Gクラス』などのSUVは1~9月、過去最高の販売実績を記録。前年同期比は24.5%増と大きく伸びた。
メルセデスベンツ乗用車の2017年世界販売は、前年比8.8%増の242万4369台。7年連続で年間販売の記録を更新している。