[カーオーディオ 製品選び]ラインケーブルのトレンド分析…差が出やすい

ラインケーブルの例(ゾノトーン)
ラインケーブルの例(ゾノトーン)全 1 枚

カーオーディオライフにおいては、“製品選び”も楽しみどころだ。その楽しさをより深いものとしていただくための参考になればと、“製品選びの傾向と対策”を解説している当コーナー。前回からは新たな章へと突入し、「ケーブル」をテーマにお贈りしている。

前回は「ケーブル」のタイプ解説を行った。それに引き続いて今回からは、各タイプごとのトレンドを分析していく。まずは「ラインケーブル」から取り上げる。

ところで「ラインケーブル」は、「スピーカーケーブル」や「パワーケーブル」と比べて、価格の高低差がなかなかに大きい。手頃なエントリーモデルもあるが、“超”が付く高級品も存在している。さて、その理由とは…。

理由は主に2つが考えられる。1つ目の理由は、「音質差が出やすいから」だろう。

「ラインケーブル」で伝送されるのは、パワーアンプで増幅される前の微弱な音楽信号だ。微弱であるがゆえにノイズの影響を受けやすく、また、そもそも弱く小さいので少しの欠落でも全体量に対する比率が大きくなる。なので、品質に対する要求水準も高くなり、製品の高級化も進みやすいのだ。

そして価格差が大きくなりがちなもう1つの理由は「構造が複雑だから」だ。「ラインケーブル」は1本のケーブルの中で、“ホット”と呼ばれるプラス配線と“コールド”と呼ばれるマイナス配線が一体化されている。さらに、ケーブルの末端には“プラグ”が装着されている場合がほとんどだ。このように構造が複雑なために、工夫の凝らしようが多くなる。工夫を凝らせば凝らすほど、それに呼応して価格も上がっていく、というわけなのだ。

超高級品がどれほどの価格なのかというと…。中には、1システム分揃えると高級パワーアンプが買えるほどの価格となるモデルもある。しかしながら、そういった高級品は、確かに高音質だ。

もしも高級ケーブルを比較試聴できる機会に巡り会えたら、そのチャンスは逃すべきではない。どれほどの違いがあるのかを知っておくだけでも良い経験になることは間違いない。

今回はここまでとさせていただく。次回も、「ラインケーブル」のトレンド解説を続行する。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.6「ケーブル編」その2 ラインケーブルのトレンド分析

《太田祥三》

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