DS 3クロスバック、最新コネクティビティ搭載でスマホがキーに…パリモーターショー2018[詳細画像]

DS3クロスバック(パリモーターショー2018)
DS3クロスバック(パリモーターショー2018)全 36 枚

PSAグループの高級車ブランドであるDSは、フランスで開催されているパリモーターショー2018において、『DS 3クロスバック』(DS3 Crossback)を初公開した。

DS 3クロスバックは、Bセグメントに属する小型クロスオーバー車にあたり、全長4118mm、全幅1791mm、全高1534mm、ホイールベース2558mmとなる。車台には、PSAグループのモジュラープラットフォーム「CMP」を採用した。

DS 3クロスバックのパワートレインには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジン、さらにEVを設定。ガソリンエンジンの「PureTech」は、それぞれ最大出力100hp、130hp、155hpの3種類がラインナップされ、ディーゼルエンジンでは1.5リットル直列4気筒ターボの「BlueHDi」が、最高出力100hpと130hpの2種類ラインナップされる。

また、EVは「DS 3クロスバックE-Tense」を名乗り、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生するモーターを搭載。0~100km/h加速8.7秒の性能を発揮する。バッテリーには大容量の50kWhを搭載し、1回の充電での航続はWLTPモードで300km、NEDCモードで450kmとなっている。なお、出力100kWの急速充電を利用すれば、充電は1時間半で完了する。

ボディカラーは、10種類に加えて、ルーフ色を3種類、ホイールのデザインは10種類から選択可能で、さらに個性を反映させたい顧客には、「DS MONTMARTRE」「DS BASTILLE」「DS PERFORMANCE Line」「DS RIVOLI」「DS OPERA」の5種類の特別メニューを用意。内外装を自由にカスタマイズできる。

DS 3クロスバックには、最新の車載コネクティビティを採用。そのうちの一つ「MyDSアプリ」では、スマートフォンがメインキーの代替となり、MyDSアプリ上で車両のロック解除、エンジンやモーターの始動ができる。また、このMyDSアプリを複数のユーザーで共有することも可能だ。

また、先進運転支援システム(ADAS)では、「DSコネクテッドパイロット」を搭載。このシステムは、0~180km/hで作動し前走車との車間距離と、レーン内の位置を適切にキープする。また、前走車に追従して車両が停止しても、3秒以内なら自動的に再発進するストップ&ゴー機能を備えた。

さらに、駐車支援システム「DS パークパイロット」では、ステアリングホイールやアクセル、ブレーキペダルを使用せずに自動駐車が可能だ。ドライバーは、タッチスクリーン上で縦列駐車か並列駐車を選択する。

ヘッドライトには、「DSマトリクスLEDビジョン」を搭載。ロービーム用の3つのLEDモジュールとハイビーム用のマトリクスビームモジュールで構成され、各マトリクスビームモジュールから放射されるビームモジュールは、フロントガラスのカメラで検出された運転条件に基づいて、オンとオフを切り替える。

《ショーカーライブラリー》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る