フォルクスワーゲングループ（Volkswagen Group）は10月12日、2018年1～9月の世界新車販売の結果を発表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、813万0300台。前年同期比は4.2％増だった。
1～9月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国が、303万9800台。前年同期比は5％増と、プラスを維持した。中国を含めたアジア太平洋地域も、5.2％増の329万6600台と前年超えを保つ。
また北米は、前年同期比0.8％減の71万3300台と、前年割れ。このうち米国は47万8600台で、前年同期比は4.7％増と、排ガス案件の影響による落ち込みから回復傾向にある。
また欧州は、前年同期比4.2％増の341万2100台とプラスを保つ。このうち西欧は、3.1％増の281万8600台と、引き続き増加。地元のドイツは100万7300台を売り上げ、前年同期比は3.5％増だった。
フォルクスワーゲングループの2017年の世界新車販売は、1074万1500台。前年比は4.3％増と、2年連続で前年実績を上回っている。
