川崎重工、最終赤字35億円…米国向け車両事業の収益悪化など 2018年4-9月期決算

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川崎重工業は10月30日、2018年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。車両事業の収益悪化などにより、35億円の最終赤字となった。

売上高は同3.0%減の6881億円。精密機械・ロボット事業などが増収となる一方で、航空宇宙システム事業、車両事業などが減収となったことで、全体では減収となった。営業利益は船舶海洋事業の改善はあったものの、車両事業で米国向け案件における採算の悪化等があり、同47.5%減の84億円の減益となった。

モーターサイクル&エンジン事業は、先進国向け二輪車や四輪車の増加により、売上高は同5.4%増の1444億円となった。増収となったものの、販管費の一時的な増加や米国における鋼材等資材価格の上昇などにより前年同期に比べ25億円減益の46億円の営業損失となった。

経常利益は営業利益の減益に加え、民間航空エンジンの運航上の問題に係る負担金などで、同98.6%減の2億円、四半期純利益は前年同期の108億円の黒字から35億円の赤字へ転落した。

通期業績見通しは、売上高1兆6450億円(前年比4.4%増)、営業利益660億円(18.0%増)、経常利益495億円(14.5%増)、純利益310億円(7.2%増)とした前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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