VW、自動運転EVによるモビリティサービス計画 2022年に実用化へ

フォルクスワーゲンの次世代EV、I.D.CROZZ。自動運転も可能
フォルクスワーゲンの次世代EV、I.D.CROZZ。自動運転も可能全 1 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月29日、インテル傘下のモービルアイ(Mobileye)と提携して、自動運転のEVによるモビリティサービスを行うと発表した。

フォルクスワーゲングループは電動車だけによるカーシェアリングサービス、「We Share」を計画しており、2019年春、まずはドイツ・ベルリンでカーシェアリングサービスを開始する。このカーシェアリングサービスには、『ゴルフ』のEV『eゴルフ』1500台と、『up!』のEV『e-up!』500台の合計2000台を使用する。また、このカーシェアリングサービスには、フォルクスワーゲンの次世代EV、「I.D.」ファミリーを順次導入する計画を掲げている。

この計画に続いてフォルクスワーゲングループは、モービルアイと提携して、自動運転のEVによるモビリティサービスを行うと発表した。まずはイスラエルにおいて、自動運転のEVによるライドシェアサービスを展開していく。

フォルクスワーゲングループは、EVを供給するとともに、モビリティサービスに関するノウハウを提供する。モービルアイは、自動運転技術のハードウェア&ソフトウェア、地図データなどで構成されたレベル4の自動運転キットを提供する。

なお、システムの開発は2019年の初めに開始し、段階的に展開する。そして、2022年には完全に実用化する、としている。

《森脇稔》

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