マツダ 藤本常務「来期は営業利益率3%目指す」…豪雨影響で今期営業利益を700億円に下方修正

マツダ 藤本哲也常務執行役員
マツダ 藤本哲也常務執行役員全 2 枚

マツダが10月31日に発表した2019年3月期の第2四半期累計(4~9月期)連結決算は、営業利益が前年同期比60%減の309億円となった。7月の西日本豪雨の影響で生産に支障が出たためで、通期の業績予想も下方修正した。

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第2四半期のグローバル販売は2%増の79万6000台と、この期では前年に続いて過去最高となった。米国は横ばいだったものの、欧州が2%増と堅調だった。市場の伸びが鈍化している中国は11%減と苦戦した。日本は新モデル効果で回復基調が続き、7%増加した。

為替は1ドル110円で、前年同期からは1円の円高だった。さらに豪州ドルに対する円高が進んだこともあり、営業損益段階での為替変動による減益影響は87億円になった。売上高は4%増の1兆7291億円、純利益は62%減の244億円となった。

記者会見した藤本哲也常務執行役員は、完成車や組立用部品の生産停止など豪雨の影響について「車両生産で4万4000台の影響が出たが、グループ内の在庫を最大限活用し、出荷への影響は2万2000台と半分に止めた」と明らかにした。上期の営業利益への減益影響は150億円で、通期も同等レベルになるとした。

また、通期の為替レートは1ドル110円の前提とし、従来比で3円円安に見直したが、営業損益段階での減益影響は333億円を見込んでいる。これらを反映し、通期業績予想は営業利益が従来比で350億円少ない700億円(前期比52%減)、純利益は300億円減額の500億円(55%減)に下方修正した。

通期のグローバル販売計画は、中国を従来比で2万8000台少ない29万4000台(9%減)とするなど合計で4万6000台を下方修正し、161万7000台(1%減)とした。藤本常務は、業績の立て直しについて「次世代商品の導入や豪雨影響のリカバリー、変動コストと固定費の徹底見直しなどにより、来期は売上高営業利益率3%への回復を目指す」と、強調した。具体的な利益レベルは「1300億円くらい」と言及した。

《池原照雄》

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