フォードモーターが自動運転の公道テストへ、仮想ドライバーシステム搭載…レベル4目指す

フォードモーターが百度との提携を強化し自動運転の公道テストを行う
フォードモーターが百度との提携を強化し自動運転の公道テストを行う全 1 枚

フォードモーター(Ford Motor)は10月31日、中国のインターネット検索最大手の百度(Baidu=バイドゥ)との提携を強化し、自動運転車の公道テストを行うと発表した。

百度は中国のインターネット検索最大手だ。同社の自動運転開発プロジェクトが、「アポロ」(Apollo)計画。アポロは、自動運転のオープンプラットフォームであり、自動運転車のすべての主要な特徴や機能をサポートする包括的かつ安全なソリューションを開発している。

フォードモーターは今回、百度との提携を強化し、自動運転車の公道テストを行うと発表。公道テストは2年間の共同プロジェクトとなり、中国の北京市で自動運転車のプロトタイプを走行させる。そして、レベル4の完全自動運転車の実用化を目指す。

公道走行用のテスト車両は、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンのセダンがベース。フォードモーターはテスト車両の全車に、「VDS」(仮想ドライバーシステム)を搭載した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
  3. 【日産 フェアレディZ 新型試乗】まるで日本製のアメ車? そこはかとなくアメリカを感じる…中村孝仁
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  5. マレーシアの国民車プロトン、約145万円からの小型セダン『サガ』新型発売…予約2万台超え
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る