ボルボカーズ、自動運転EVを開発・量産へ…2020年代半ばに新車の3分の1を自動運転車に

自動運転EVの開発・量産に向けて提携したボルボカーズと百度の首脳
自動運転EVの開発・量産に向けて提携したボルボカーズと百度の首脳全 1 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は11月1日、中国のインターネット検索最大手の百度(Baidu=バイドゥ)と提携し、自動運転のEVを共同開発すると発表した。

百度は中国のインターネット検索最大手であり、同社の自動運転開発プロジェクトが、「アポロ」(Apollo)計画と呼ばれる。アポロは、自動運転のオープンプラットフォームであり、自動運転車のすべての主要な特徴や機能を支援する包括的かつ安全なソリューションを開発している。

ボルボカーズは、この百度との提携を発表した。両社が計画している共同プロジェクトでは、百度が自動運転のオープンプラットフォームのアポロを提供する。ボルボカーズは、自動車に関するノウハウと各種技術を持ち寄る。そして両社は、自動運転のEVを共同開発し、量産することを目指す。

ボルボカーズは、モビリティサービスプロバイダーへの変革を目標に掲げている。この戦略の一環として、自動運転を重要な成長分野と位置づけており、2020年代の中盤には、年間世界販売の3分の1を自動運転車にすることを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  5. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る