トンネルにMIセンサを使った磁気マーカシステムを整備、自動運転の実証用 愛知製鋼

実証評価で使用される自動運転バス
実証評価で使用される自動運転バス全 2 枚

愛知製鋼は、国土交通省が11月5日から29日まで、長野県伊那市の道の駅「南アルプスむら長谷」で実施する自動運転実証実験に参画し、MIセンサを使った「磁気マーカシステム」を提供する。

同社では昨年から全国で実施されている自動運転実証実験にMIセンサを用いた「磁気マーカシステム」を提供し、全国各地で社会実装を目指して検証してきた。今回、今年2月に実証実験を実施した道の駅「南アルプスむら長谷」周辺で2回目の実験を行うが、新たにトンネル内を含むコースを設定して技術を検証する。

「磁気マーカシステム」は車両底部に取付けたMIセンサモジュールによって走路に沿って敷設した磁気マーカの微弱な磁力から自車位置を高精度に計測し、車両が磁気マーカ上を通過するように制御するシステム。

道の駅「南アルプスむら長谷」周辺はトンネルが多く、GPSの電波を用いた位置特定が困難で、画像処理の信頼性も十分でないため「磁気マーカシステム」技術による正確な自車位置推定が期待されている。トンネルを含む走路での「磁気マーカシステム」の実証実験は日本で初めて。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る