コンチネンタルが二輪車初の緊急自動ブレーキ、ハンドルに振動で警告も…EICMA 2018で公開へ

コンチネンタルの二輪車用としては初の緊急時の自動ブレーキアシストシステム
コンチネンタルの二輪車用としては初の緊急時の自動ブレーキアシストシステム全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は11月5日、イタリアで11月6日に開幕する「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、二輪車向けに新開発した先進運転支援システム(ADAS)を初公開すると発表した。

コンチネンタルがEICMA 2018で初公開予定の二輪車向けに新開発した先進運転支援システム(ADAS)は、二輪車用としては初の緊急時の自動ブレーキアシストシステムになるという。この緊急自動ブレーキアシストは、レーダーセンサーを使用して、二輪車の前方の道路をモニターする。

障害物に衝突する危険がある場合、ライダーには、視覚的、聴覚的、触覚的な警告、例えばハンドルバーの振動によって、警告が発せられる。ライダーが警告に反応しない場合、緊急ブレーキアシストが作動し、自動的にブレーキ力を強化する。

このシステムには、最新の短距離および長距離のレーダーセンサーを使用する。これらのセンサーは、物体の高さを仰角を測定することによって計算することができる。これは、センサーが渋滞の末尾をより正確に検出できることを意味する。二輪車は設置スペースが限られているため、レーダーシステムはコンパクトな設計とした、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ロータス『セオリー1』は1000馬力! 新デザイン哲学を反映したコンセプトカー…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る