みんなのタクシーと総合PR会社のベクトルは、タクシー車両における後部座席IoTサイネージ事業に関するパートナー意向確認書を締結した。みんなのタクシーとベクトルが7日、発表した。
みんなのタクシーは、都内タクシー会社5社(グリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ)と、ソニーおよびソニーペイメントサービスの合弁企業。タクシー会社5社が保有するタクシー車両は、現在都内最大規模の1万台を超えており、みんなのタクシーでは2018年度中に配車サービスや決済代行サービス、後部座席広告事業の提供を予定している。
ベクトルは、年間約2万5000社の顧客基盤を所有するほか、映像製作から動画広告配信までサービス提供する子会社を複数所有しており、急成長する動画広告市場および顧客ニーズに対して対応を行っている。
今回の意向確認書締結により、みんなのタクシー参画5社が所有するタクシー車両の後部座席IoTサイネージ事業をベクトルが担当し、新型IoTサイネージ端末設置、メディア運営、広告枠販売までサービス提供を行う。また、各セールスパートナー・メディアとの連携により、独自の広告メニューの展開・販売を通じて、東京都内で1万台を超えるタクシーサイネージネットワークを創出する。