金ピカキッチンカー「マルちゃん正麺GO!」誕生…キャイ~ン天野「これでテレビ局に」

マルちゃん正麺GO!公開イベントで登場したキャイ~ン天野ひろゆき(2018年11月08日)
マルちゃん正麺GO!公開イベントで登場したキャイ~ン天野ひろゆき(2018年11月08日)全 11 枚

「これはすっごい。動く金閣寺みたい。もうね、わたしの移動用専用車にしたいぐらい。これでいろんなスタジオとかテレビ局に行きたいぐらい」「生まれて初めて、キッチンカーのアンベールという大役を任されて、ありがたき幸せですよ」

金ピカのキッチンカーの前で興奮気味に話すのは、キャイ~ンの天野ひろゆき。ゴールドに輝くキッチンカーは「マルちゃん正麺GO!」。そのサイドビューと名前からわかるとおり、東洋水産「マルちゃん」ブランドの即席袋麺「マルちゃん正麺」プロモーション用のキッチンカーだ。8日、東京都内でお披露目が行なわれた。

ベース車は、マツダ『ボンゴトラック』。車両はリースなどではなく、「東洋水産が保有し、独自の設計でつくったもの」。「外観デザインは、ラッピングではなく、ちゃんと塗装した」と話すのは、東洋水産 加工食品部 販売促進課 大出篤氏。

「金色のパッケージがマルちゃん正麺ブランドの顔。このパッケージデザインをそのままキッチンカーに仕立てた。このゴールドの色に試行錯誤した。ピカピカしてもまぶしすぎる。高級感とゴールド感をうまく表現しながら、塗装していった」

即席袋麺用のキッチンカーに、こんな豪華な厨房いる!?


日産『バネット トラック』ベースの「マルちゃん正麺GO!」(2018年11月08日)日産『バネット トラック』ベースの「マルちゃん正麺GO!」(2018年11月08日)
なぜ、こんな「マルちゃん正麺」パッケージのキッチンカーをつくったのか。「マルちゃん正麺のおいしさを、ひとりでも多くのみなさんに伝えたいという思いで、キッチンカーを制作した。これから、全国各地をめぐり、マルちゃん正麺の味を届けていきたい」と同社。

トラックの荷台に積まれたキッチンは、冷蔵庫やシンク、給湯器、換気扇などが備わり、小さなレストランの厨房そのもの。ここでひとつ疑問が浮かぶ。「即席袋麺のキッチンカーならば、こんなに装備満載な厨房はいらないんじゃないか」と。

その答えは、記者発表会の中盤でわかった。キャイ~ン天野がこのキッチンカー「マルちゃん正麺GO!」をアンベールしたあと、かんたん料理レシピ動画を手がける「クラシル」のチーフフードプランナー高山彩氏が登壇。高山氏とキャイ~ン天野が、マルちゃん正麺にひと手間加えてさらにおいしくなることを、実際に調理しながら紹介していた。

ひと手間加えるアレンジレシピ動画から派生


マルちゃん正麺GO!公開イベントで登場したキャイ~ン天野ひろゆき(2018年11月08日)マルちゃん正麺GO!公開イベントで登場したキャイ~ン天野ひろゆき(2018年11月08日)
いま、マルちゃん正麺とクラシルは共同で、マルちゃん正麺にひと手間加えてゴージャスなラーメンに進化させる「公式レシピ」をWEB上で公開している。キッチンカー「マルちゃん正麺GO!」の厨房は、この公式レシピに登場するような、ひと手間加えたマルちゃん正麺を無料で届けるために、つくられたというわけ。

現在、公式レシピ動画には、豚バラねぎ醤油ラーメン、鶏のガーリック旨塩ラーメン、キムチと豆腐のもやし味噌ラーメン、バタポンきのこの豚骨醤油ラーメン、ガーリックバタポテ豚骨ラーメンの5種類が公開されている。キッチンカー「マルちゃん正麺GO!」がどこに出現し、どのメニューを出してくるか、詳細は明かされてない。直近の4日間だけは、この記者発表会で公表された。

外はゴールド、なかはシルバー、ピッカピカのキッチンカー「マルちゃん正麺GO!」は、11月29・30日が三井アウトレットパーク多摩南大沢に、12月22・23日が三井アウトレットパーク幕張に登場する予定。キャイ~ン天野は、「マルちゃん正麺のシンプルなうまさ、スープと麺の抜群の相性があるからこそ、無限にアレンジができる。そんなバリエーションのあるマルちゃん正麺の世界を、ぜひこのキッチンカーで体感してみて」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る