【SUPER GT】2020年にマレーシア大会復活…ナイトレースでの開催に

2013年のSUPER GTマレーシア大会。
2013年のSUPER GTマレーシア大会。全 6 枚

10日、SUPER GTシリーズ今季最終戦開催中のツインリンクもてぎにて、2020年の同シリーズにマレーシア大会が復活することが発表された。同大会はナイトレースでの開催となる。

SUPER GTの海外ラウンドといえば近年はタイ大会だが、その前はマレーシア大会が定番だった。F1マレーシアGP開催地でもあったセパン・インターナショナル・サーキットが舞台で、2013年が現段階でのSUPER GT最終開催となっている。2020年の復活の舞台もセパンだ。

マレーシア大会復活に関しては、マレーシア側のプロモーターとなる「HARO」(HARO SPORTS & ENTERTAINMENT SDN. BHD)とSUPER GTのシリーズ運営団体「GTA」がかねてから協議を進めており、今回、2020年の同大会開催について基本合意(調印)が交わされた。GTAの坂東正明代表によれば、サッカーチームの運営等も手がけるHAROは東南アジアでのブランディング事業に長けており、今後のSUPER GTのさらなる国際展開に向けても心強いパートナーを得た、とのこと。

そして復活初回、7年ぶりの開催ということになる2020年マレーシア大会は、新たにナイトレースとして実施される。既にセパンの新たな照明設備についてはGTA側の視察も済んでおり、予選、決勝とも現地20時開始の見込み(決勝レース距離は未定)。酷暑の日中を避けることで、従来以上の集客と競技環境の改善につなげたいのが、HAROとGTAの意向だ。

2020年マレーシア大会の開催時期については、坂東代表は「タイ大会が実施されるなら、それと連動して」との旨を語っている。タイ大会は現状、2019年(6月29~30日)が契約最終年ということで、2020年以降の開催の有無は未定らしい。もしタイ大会も継続となった場合、2020年のSUPER GTには東南アジア2連戦というスケジュールが組みこまれることになりそうだ(なお、2020年は東京五輪との兼ね合いで、例年春と夏に2開催ある富士スピードウェイ戦の夏開催は難しい見込みであることにも坂東代表は言及している)。

《遠藤俊幸》

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