マツダ CX-5 に2019年型、2.5ターボが米国で250馬力となる理由

マツダ CX-5 の2019年モデル
マツダ CX-5 の2019年モデル全 8 枚
マツダの米国部門、北米マツダは11月9日、『CX-5』(Mazda CX-5)の2019年モデルを発表した。

現行CX-5は2世代目モデルで、2016年秋、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー2016でワールドプレミアされた。デビューから3年が経過して登場した2019年モデルでは、新型エンジンの搭載を中心にしたリニューアルを受けている。

米国向けのCX-5には従来、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気の「SKYACTIV-G 2.5」エンジンを搭載していた。最大出力は187hp、最大トルクは25.6kgmを発生する。

2019年モデルでは、「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンを追加設定した。この直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは米国仕様の場合、最大出力250hp、最大トルク42.8kgmを引き出す。

なお、日本仕様の場合、最大出力が230psと米国仕様とはスペックが異なる(最大トルク42.8kgmは共通)。これは、ガソリンの違いによるものだ。日本仕様はレギュラーガソリン指定で、米国仕様はオクタン価93のガソリンを指定している。北米マツダは、オクタン価87のガソリンを入れた場合、最大出力は227hpに下がる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る