JR北海道千歳線で信号機が倒れる…運輸安全委員会が重大インシデントに認定 11月9日

11月9日の信号機倒壊で千歳線は終列車までダイヤが混乱した。ダイヤの乱れは翌日も続き、運輸安全委員会による調査が行なわれた。写真は新札幌駅に進入する下り快速『エアポート』。
11月9日の信号機倒壊で千歳線は終列車までダイヤが混乱した。ダイヤの乱れは翌日も続き、運輸安全委員会による調査が行なわれた。写真は新札幌駅に進入する下り快速『エアポート』。全 1 枚

国土交通省の運輸安全委員会は11月12日、JR北海道千歳線で11月9日に発生した施設障害を重大インシデントに認定したと発表した。

千歳線上り列車の運転士が、札幌市厚別区の新札幌駅構内で上り線に跨るように倒れている下り線の第1出発信号機を発見し、そこからおよそ15m手前で停車した。報道によると、信号機を支えていた土台から8本のボルトがすべて抜け落ちていたという。これにより千歳線は12時50分頃から終列車までダイヤが乱れ、快速『エアポート』は46本が運休したという。

この夜、東京から復興割を利用した北海道旅行で新千歳空港に降り立った家族連れによると、快速『エアポート』として発車する列車が全車自由席の臨時普通列車となっていたが、普通列車では自由席扱いとなるはずの「uシート」(指定席)車両で、乗務員と指定券を持つ乗客、持たない乗客の間で多少の混乱が見られたという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  8. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  9. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  10. 新型アコードに搭載、進化したハイブリッド「e:HEV」が示すホンダの未来【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る