ADIVA、軽二輪EVスクーター『VX-1』を国内市場に投入 114万円より

ADIVA VX-1
ADIVA VX-1全 15 枚

ADIVAは11月15日、軽二輪(250cc)クラスの電動スクーター『VX-1』を国内市場に投入すると発表した。

【画像全15枚】

VX-1は、大型ウインドスクリーンやダブルシートを備え、タンデムでの高速移動も快適にこなせる軽二輪電動スクーター。環境負荷やランニングコストの低さはもちろんのこと、電動バイクならではのライディングの楽しさを提供する。

パワーユニットは、サイズ、重量、部品点数を最小化するADIVA独自の「インホイールモーター」をリアホイールに直結。モーターならではのダイレクトな加速感を実現するとともに、0-100km/h 6秒、最高速度110km/hという優れたパフォーマンスを発揮する。また、スクーターの構造上、エンジンの代わりにモーターを搭載することはバネ下重量の軽減につながるが、VX-1ではさらに軽量アルミフレームやバッテリー搭載位置を下げた低重心設計により、軽快さと安定性を両立したハンドリングを実現している。

加速や減速は「マルチファンクションスロットル」だけで自在に操作可能。走行状態でスロットルを戻すと回生ブレーキが作動し、減速とともにバッテリーへ補充電を行う。さらに停止状態から逆回転させることで後退させることもでき、駐車時などに役立つ。また足回りも充実。フロントサスペンションはマルゾッキ製油圧式テレスコピック、リアはザックス製プリロード調整機構付きツインショック、ブレーキはブレンボ製キャリパー&ディスクを前後に備える。

充電は100Vおよび200Vの交流に対応し、家庭用コンセントに付属の充電ケーブルを差し込むだけ。さらに国際規格である「SAE J1772ソケット」を使用し200Vの充電機器に接続すれば、より短時間で充電できる。バッテリーは容量の異なる3つの仕様を設定。7.2kWhは4.8時間の充電(100V)で航続距離は130km。10.8kWhは7.2時間の充電で200km、14.4kWhなら9.6時間の充電で270kmの走行を可能としている。

価格は7.2kWh仕様が114万円、10.8kWh仕様 が138万円、14.4kWh仕様が162万円。ADIVAではVX-1の発売を記念して、7.2kWh仕様(50台限定)を89万円で購入できるモニタープログラムを12月1日より開始する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る