電車の車両基地が酒場になった?---西武鉄道が秩父の酒と料理を楽しむイベント

ちちぶ車両基地酒場2018 in 横瀬。ピンクの電車は引退後、解体待ちの9000系。
ちちぶ車両基地酒場2018 in 横瀬。ピンクの電車は引退後、解体待ちの9000系。全 28 枚

11月17~18日、西武鉄道の横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)に、秩父地域の日本酒蔵、ビール醸造所、ワイナリー、ウイスキー蒸溜所が出展、地元の酒、料理を楽しむ「ちちぶ車両基地酒場2018 in 横瀬」が開催される。

【画像全28枚】

横瀬町観光・産業振興協会と、一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社が主催。普段は入れない非日常空間である“山間の操車場”=横瀬車両基地に、秩父地域のお酒と名物ローカルフードが一堂に会し、参加者は、秩父の名峰であり横瀬町のシンボルでもある武甲山を見ながら、秋の日を楽しむ。

秩父地域の重要な観光資源である酒と食をより多くの人に知ってもらうため、秩父地域の各店舗が集結して臨むチャレンジ企画だ。今回が初の開催。秩父地域は「酒が美味しい、電車で手軽に足を運べる、ちょい旅エリア」であることをPRし、秩父地域の認知度向上とともに観光客増加を図る。

2年連続で世界一の称号を獲得しているウイスキー、『イチローズ・モルト』をはじめ、260年以上の歴史をもつ日本酒や、焼酎、地ビールや地ワイン、果実のリキュールなど、バラエティに富む酒が用意された。

また“酒場”会場内では、秩父地域の名物肉料理を中心とした“秩父肉横丁”も同時開催される。秩父のお酒を楽しむために欠かせない、わらじかつ、豚の味噌漬け、ホルモン、ジビエなどに加え、当イベント限定で幻の名店「鳥新」の唐揚げの復活、秩父B級グルメの「みそポテト」など、秩父フードが集まる。

参加費用は前売1800円(税込)、当日2000円(同。枚数限定)。入場チケットには会場で使用できる「酒食チケット」5枚がつく。会場ではチケットで購入できる専用メニューがあるほか、現金メニューもある。

メニューのサイズは、だいたいチケット1枚のチケット限定メニューがハーフサイズ、チケット2枚以上のチケット限定メニューおよび現金メニューがフルサイズ。チケット5枚つづりなので、種類も量も食べでがある。もっとも、ブース数だけで18ブースあるので、とても食べきれるものではない。

《高木啓》

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