ジープ グラディエーター、26年ぶりのピックアップトラック…ロサンゼルスモーターショー2018

ラム・ピックアップのノウハウを導入、アンリミテッドがベース

エンジンは3.6リットルV6「ペンタスター」

車載コネクティビティは第4世代の「Uconnect」

後方に死角はあるのか?

ジープ・グラディエーター
ジープ・グラディエーター全 19 枚

ラム・ピックアップのノウハウを導入、アンリミテッドがベース

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下の「ジープ」ブランドは11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2018において、新型ピックアップトラックのジープ『グラディエーター』(Jeep Gladiator)を初公開した。

画像:ジープ・グラディエーター

ジープが市販ピックアップトラックを発表するのは、ジープ『コマンチ』の生産を終了した1992年以来、26年ぶりの出来事となる。FCAはラムブランドでピックアップトラックを展開しており、そのノウハウをジープブランドにも導入する。ジープ・グラディエーターは、日本市場にも2018年10月に投入されたばかりの新型『ラングラー』の4ドアモデル、「アンリミテッド」がベースのダブルキャブ仕様となる。ラングラーならではの高いオフロード性能を受け継ぐ。

エンジンは3.6リットルV6「ペンタスター」

新型ラングラー アンリミテッドと比較すると、グラディエーターのフレームは787mm長く、ホイールベースは493mm長い。グレードに応じて、4WDシステムは「コマンドトラック」と「ロックトラック」の2種類があり、ともに低トラクション条件でも最適なグリップが得られる設計とした。「ヒルディセントコントロール」は8速ATと連携し、急な下り坂を一定速度で走行できるようサポートする。ジープ・グラディエーター(ロサンゼルスモーターショー2018) (c) Getty Imagesジープ・グラディエーター(ロサンゼルスモーターショー2018) (c) Getty Images

ガソリンエンジンは、軽量かつ高効率な3.6リットルV型6気筒「ペンタスター」を搭載する。最大出力は285hp、最大トルクは40kgmを引き出す。「ESS」と呼ばれるストップ&スタート機能が付く。トランスミッションは8速ATと6速MTを用意した。ルーフやドアパネルを取り外せる仕様も設定する。

車載コネクティビティは第4世代の「Uconnect」

車載コネクティビティでは、第4世代の「Uconnect」システムを採用する。ピンチ・ズーム機能を備えた7.0インチまたは8.4インチのタッチパネルモニターが装備される。後席には2つのUSBポート、前席には2つのUSB-Cポートが装備され、各種メディアに接続できる。リアルタイム情報を提供するSiriusXMラジオ、トラベルリンク、交通、コネクテッドサービスなど、豊富なインフォテインメント機能を備えている。ジープ・グラディエータージープ・グラディエーター

Apple「CarPlay」では、「Siri」の音声コントロール機能に加えて、iPhoneとの間で車載ディスプレイとコントロールを統合する。

グーグルの「Android Auto」では、運転時に役立つ情報を共有し、グーグルの技術を最大限に活用できる。無料の音声案内ナビゲーション、ライブ交通情報、車線案内、「Google Play」ミュージックでの3000万曲のオンデマンドアクセス、「Googleマップ」、電話やメッセージを送受信する機能を備える。Android AutoではUconnectシステムのタッチスクリーンから人気のあるアプリやコンテンツに簡単にアクセスできる。

後方に死角はあるのか?

ジープ・グラディエーターには、80以上の先進運転支援システム(ADAS)が用意される。「ブラインドスポットモニター」は、自車と他車との間隔を監視し、側方や後方の死角に他の車両など物体が入ってきた時、ドアミラー上のアイコンの点灯または警告音でドライバーに知らせる。「リアクロスパスディテクション」は、シフトレバーを「R」に入れると起動し、後方を横切る車両や歩行者などを検知すると、アイコンの点灯およびチャイムでドライバーに警告する。ジープ・グラディエーター(ロサンゼルスモーターショー2018) (c) Getty Imagesジープ・グラディエーター(ロサンゼルスモーターショー2018) (c) Getty Images

ダイナミックグリッドライン付き「ParkView」リアバックアップカメラは、シフトギアを「R」に入れると、自車のすぐ後方の様子をタッチパネルモニターに広角映像で表示する。映像にはステアリング角度に応じて曲がるダイナミックグリッドラインが表示され、パーキング時の後退操作をサポートする。障害物の存在を、適切なタイミングで映像や警告音で知らせる。オフロードカメラは、オフロード走行の際、フロントグリル内のカメラが前方の障害物を検出する。アダプティブクルーズコントロールも設定している。

《森脇稔》

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