1日1列車あたりの利用は4人・売上げは900円台…『スーパー北斗』の待受車内販売が廃止 2019年1月14日限り

2019年1月15日以降、車内販売は上下各3本のみとなる『スーパー北斗』。
2019年1月15日以降、車内販売は上下各3本のみとなる『スーパー北斗』。全 1 枚

JR北海道は12月3日、特急『スーパー北斗』で実施している待受方式の車内販売を、2019年1月14日限りで廃止すると発表した。

この車内販売は、6月1日から『スーパー北斗』の客室乗務員による車内販売が削減されたことに伴ない、『スーパー北斗12・14・16号』の札幌→苫小牧間と『スーパー北斗7・9・11号』の函館→森間で開始され、グリーン車のデッキでソフトドリンクや菓子類、おつまみを販売していた。

JR北海道では廃止の理由として「乗車されるお客さまはあらかじめ必要な飲食物をご購入いただく傾向」にあるとしており、利用者数は1日1列車あたり4人程度で、売上げも900円台と少ないうえに、販売スタッフの確保も困難であることから廃止に踏み切ることになったという。

これにより、2019年1月15日以降、函館~札幌間の特急で残る車内販売は客室乗務員が担当する『スーパー北斗6・8・10・13・15・17号』となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る