ZMP、ADAS車両実験用の車載大電力バッテリシステムを発売

ZMP PowerUnit Z(ケースあり)
ZMP PowerUnit Z(ケースあり)全 3 枚

ZMPは、最大電力1500Wに対応する自動運転・高度運転支援システム(ADAS)車両実験用の車載大電力バッテリシステム「ZMP PowerUnit Z」の受注を12月6日より開始した。

【画像全3枚】

ADASの研究開発では車両を用いてセンサやそのデータを処理するPCを搭載した走行試験を行う。例えば、高度な画像処理を高速で実行できるGPUを備えたPCは300~400W、3次元レーザスキャナ4台を搭載するとさらに80~90Wの電力を消費。このように画像処理や計測処理を行う場合、車両に搭載可能で安定した大電力の供給源が必要となる。また、車両側から電源供給のない状況でも計測システムを稼働させ実験や計測が必要となるといった場合も発生する。

新製品は、12V/100Ahのバッテリとインバータ、DCコンバータで構成。エンジンをかけた状態で常時500W、最大で1500Wの電力を供給できるほか、エンジンを切った状態でも搭載するバッテリの容量範囲で電力を供給できる。また、外部接続が可能な電源供給用のAC100V用コンセントとテーブルタップを搭載。ガレージや駐車場など停車中であれば、外部からバッテリへの充電と機器への給電もでき、PCやディスプレイ、センサなどの機材を複数接続して使用できる。

また、専用のケースに必要な機器を搭載。通常、電圧変換器やACアダプタ・配線などを車両に引き回し、電圧変換器などの機器類をすべて固定する必要があったが、同製品は設置するだけでスムーズな実車実験が可能となる。

価格(税別)は90万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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