都市向けシャトルサービス、ボッシュが自動運転EVを提案へ…CES 2019

ボッシュの自動運転EVコンセプトカー
ボッシュの自動運転EVコンセプトカー全 8 枚
ボッシュ(Bosch)は12月12日、米国ラスベガスで2019年1月に開催されるCES 2019において、新たな自動運転コンセプトカーを初公開すると発表した。

ボッシュの新たな自動運転コンセプトカーは将来、都市部での導入が見込まれる自動運転のシャトルサービス向けに開発された1台だ。24時間365日利用可能なシャトルサービスでは、完全自動運転のEVを使用する。

このシャトルは、スマートフォンで予約できる。ボッシュのシステムは、ユーザーのいる場所に最も近い車両を特定し、同じルートで移動する他のユーザーを見つける。シャトルに乗る乗客が多くなればなるほど、運賃が安くなる仕組みだ。シャトルがユーザーのいる場所に到着すると、ユーザーはスマートフォンをかざして、車両のロックを解除して乗り込む。

コンセプトカーのインテリアは、4人の乗客のためのスペースを提供するように設計した。インフォテインメントは、各乗客が個別に使用できるスクリーンに表示される。たとえば、オフィスに行く途中でプレゼンテーションを行うこともできる。車載Wi-Fiを使用して、インフォテイメントシステムとスマートフォンを連携させることが可能だ。

また、コンシェルジュサービスは、シャトルをパーソナルアシスタントに変える。あらゆる種類の情報を自由に利用できる。シャトルが目的地に到着すると、乗客はボッシュのe-ペイメントサービスで運賃を支払う、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る