日産、取締役会長の選任を先送り…ガバナンス改善特別委員会設置へ

記者会見に臨む西川社長。 (c) Getty Images
記者会見に臨む西川社長。 (c) Getty Images全 2 枚

日産自動車(Nissan)は12月17日、取締役会を開催し、カルロス・ゴーン前取締役会長の後継者の選任について、継続協議していくと発表した。

【画像全2枚】

同時に日産は、「ガバナンス改善特別委員会」を設置することを、取締役会において決議したことも発表した。ガバナンス改善特別委員会は、日産のガバナンスを改善するのが目的だ。

ガバナンス改善特別委員会では、ゴーン前取締役会長らによる重大な不正行為に関する調査結果に基づいて、日産のガバナンスの問題点に関する根本要因の解明を行う。

そのうえで、日産の取締役報酬の決定プロセスの改善をはじめ、ガバナンスの改善策を提言するとともに、将来にわたり世界をリードしていく企業として事業活動を行っていくための基盤となる健全なガバナンス体制の在り方を提言する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  3. バイク好き社長、設楽元文氏が語った「真剣に遊ぶ」ということ…「熱烈なヤマハファン」がつくる“新しいヤマハ発動機”とは【特別対談】
  4. 中国BYDが日本の軽自動車市場に挑む、軽EVトールワゴン『RACCO』世界初公開…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「無限仕様カッコいいやん」ホンダ『ヴェゼルRS』無限パーツ登場、SNSではデザインと価格に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る