電動バスの導入を加速 国交省がガイドラインを策定

電動バスの特性
電動バスの特性全 4 枚

国土交通省は12月19日、地域交通のグリーン化を目指し、電動バスの導入をスムーズに進めるためのガイドラインを策定したと発表した。電動バスの導入検討から、導入後の検証を行うまで活用してもらう。

国土交通省では、地域交通のグリーン化に向け電動バス導入費用の一部を補助する「地域交通グリーン化事業」で計30台の導入を支援してきたが、今後も普及を加速させていく必要がある。このため「地域交通グリーン化事業効果検証・ベストプラクティス委員会」を設置した。委員会での検討結果を踏まえ、電動バスを導入するバス事業者の手引きとなるよう、導入の検討から運用開始までの手順、効果評価をまとめた「電動バス導入ガイドライン」を策定した。

ガイドラインには、電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池バスといった電気バスごとに性能や車両価格、航続距離、特徴、環境性能を掲載した。

また、電気バスは導入主体、導入路線、運行形態に応じて必要な車両、充電設備の性能が異なるため、導入検討から運行開始までには1年半程度の期間が必要など、計画的に導入を進めるための手順も掲載した。

電動バスの導入手順電動バスの導入手順

導入効果を検証できるよう、電気バスのCO2排出削減量の算定方法を提示した。電動バスを導入した事業者の使用実態を踏まえ、導入効果、現状の課題、導入事例も掲載した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  6. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  7. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  8. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  9. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  10. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
ランキングをもっと見る