アイシン、デンソーなど4社、自動運転普及に向けた統合ECUソフト開発の合弁会社設立へ

統合ECUソフト開発合弁会社の概要
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アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトおよびデンソーの4社は、自動運転向け統合ECUソフト開発の合弁会社「J-QuAD DYNAMICS (ジェイクワッド ダイナミクス)」を2019年4月に設立すると発表した。

4社は8月27日、自動運転向け統合ECUソフト開発の合弁会社設立について検討を開始すると発表。その後、検討を進めてきた結果、合弁会社を設立することに各社で正式合意した。

自動運転の実現には、クルマの「走る・曲がる・止まる」に関わるセンサーやステアリング、ブレーキを、より高度に連携させるための統合ECUが必須。今回の合弁会社では、出資4社からの委託を受けて、国内外の自動車メーカー向けに、統合ECU開発を加速するためのソフトウェア開発、エンジニアリングサービスを行う。

4社が持つ自動運転・車両運動制御等の技術知見を結集することで、ソフトウェアの開発を効率化しスピードアップを図るとともに、自動車メーカーのニーズに合わせた開発を行うことで、より付加価値の高い統合ECUの実現を目指す。

なお新会社の資本金は5000万円。出資比率はデンソー65%、アイシン25%、アドヴィックス5%、ジェイテクト5%。従業員数は約170名で、社長には現デンソー常務役員の隈部肇氏が就任する。

《纐纈敏也@DAYS》

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