I am innocent…獄中のゴーン前会長、法廷で「無実」のパフォーマンス[新聞ウォッチ]

1月8日 (c) Getty I,ages
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

「I am innocent(私は無実だ)」。新しい年が始まったばかりだが、早くも、年末に発表される2019年の流行語大賞の有力候補になる予感がする。東京地裁の勾留理由開示の手続きで法廷に立った日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が、「私は20年間、日産の復活に尽力し無数の雇用も創出した」などと、10分間にわたり熱弁をふるって「無罪」を主張したそうだ。

昨年11月19日に突然逮捕されて以降、50日ぶりに初めて公の場に姿を現したゴーン前会長は、黒のスーツに白のワイシャツ姿でネクタイは締めずに出廷。頬はややこけていた様子だったという。

きょうの各紙も日経を除いて5紙が1面トップで「全面否認」で無実を主張したことを報道。社会面にも「検察の訴追誤り、日産復活に貢献強調」(読売)や「『日産のため』力説27分」(朝日)、「『私は船長』対決鮮明」(毎日)などの見出しがおどる。ゴーン前会長が自画自賛しているように、破綻寸前の日産をV字回復させた手腕を否定する人はいないだろう。

が、それで会社を「私物化」していいのかどうかは別問題。往生際の悪い人ほど過去の功績を自慢気に話すそうだが、「獄中のカリスマ」は、テレビカメラの前ならば、手振り身振りのパフォーマンスでもっと熱弁をふるったことだろう。

2019年1月9日付

●ゴーン被告、日産から30億円充当計画、追加担保、実現せず、11日にも追起訴(読売・1面)

●ゴーン前会長全面否認、法廷で無罪主張、勾留取り消しを請求(朝日・1面)

●5Gが変える、米CES開幕、遠隔医療や自動運転で新技術(朝日・8面)

●運転支援トヨタ外販へ(朝日・8面)

●日産・志賀氏退任へ、6月ゴーン前会長の補佐役(朝日・8面)

●中国で日系新車販売明暗、トヨタ2桁増、ホンダ・マツダ減(朝日・8面)

●挑戦 走り続けるために、レーシングドライバー佐藤琢磨さん(朝日・15面)

●日産12月販売1割減、前会長逮捕、検査不正響く(東京・7面)

●Mr. ホンダジェットの執念(日経・11面)

●平成の終わりに、製造業、苦闘の先に勝機も、藤本隆宏東京大学教授(日経・23面)

●ヤマトDM便2万通配達せず、委託の配達員「面倒に」(日経・30面)

《福田俊之》

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