トヨタとケンワース、水素燃料電池のゼロエミッショントラックを共同開発へ…CES 2019

トヨタの水素燃料電池を搭載したゼロエミッショントラック、ケンワース T680
トヨタの水素燃料電池を搭載したゼロエミッショントラック、ケンワース T680全 1 枚

トヨタ自動車(Toyota)の北米部門は1月8日、米国ラスベガスで開幕したCES 2019において、ケンワース・トラック社(Kenworth Truck)と提携を結び、トヨタの水素燃料電池を搭載したゼロエミッショントラックを共同開発すると発表した。

ケンワース・トラック社は、米国の大手トラックメーカーのパッカー(Paccar)の傘下にあり、中型および大型トラックを製造している。

トヨタは、ケンワースのプラットフォームをベースに、改良型FC大型商用トラックの性能をさらに強化したトラックを10台共同開発する。これらのトラックは、ロサンゼルス港から、ロサンゼルス市外のヒューニーメ港のほか、同州内陸部のリバーサイド郡やマーセド郡などへの貨物輸送を行う予定だ。米国でトヨタの物流事業を担う子会社が10台のうち4台を、その他の貨物運送会社3社が残りの6台を使用する。

両社が共同開発するのが、ケンワース『T680』だ。トヨタの水素燃料電池を搭載したゼロエミッショントラックで、水素満タン状態で最大480km以上を走行できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 9000万円の「R34 GT-R」をHKSが販売!?「東京オートサロン香港」でHKSが初披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る