テスラ、年間50万台を中国で生産へ…EV工場「ギガファクトリー」起工

テスラ・モデル3
テスラ・モデル3全 2 枚

テスラ(Tesla)は1月7日、EVの新工場を中国上海市において起工した、と公式Twitterを通じて発表した。

上海市に建設される工場は、テスラにとって米国以外で初の巨大工場「ギガファクトリー」になる。テスラの単独出資の工場となり、年産生産能力は50万台を計画する。上海市にとっては、テスラの工場が、外資で最大の生産プロジェクトになるという。

また工場には、研究開発センターを併設する予定だ。この研究開発センターでは、主にEVの技術革新や研究開発に注力し、技術とイノベーションを市販EVに反映させるために取り組む。

テスラは現在、中国市場向けの全車を米国から輸出している。中国への年間輸出台数は1万5000台以上だ。中国上海市の工場は、世界最大の自動車市場の需要を満たすとともに、テスラの輸出と関税のコストを削減することが見込まれるという。

なおテスラは1月7日、中国で『モデル3』の受注を開始したことを明らかにしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る