パイオニア(Pioneer)の米国部門は1月8日、米国ラスベガスで開幕したCES 2019において、新開発のコネクテッドサービスソリューション、「rDrive」を発表した。
rDriveは、パイオニアがCalAmp社と提携して開発された。最新のコネクティビティを後付けで提供することで、自動車の運転体験を豊かにすることを目指す。
rDriveのシステムは、スマートフォンにダウンロードするrDriveアプリと、車両のオンボード診断(OBD-II)ポートに接続する小型ネットワーク接続デバイスで構成される。ほとんどの自動車メーカーの車両で使用できるという。
車内のWi-Fiホットスポット化により、2台のrDrive対応デバイスが利用できる。例えば、タブレットやゲームシステムなどのエンターテインメントデバイスのインターネット接続を可能にする。
CES 2019 (c) Getty ImagesまたrDriveは、位置情報サービスも提供する。これにより、盗難車の追跡、緊急時の自動通報などのサービスが利用可能になる、としている。