日産、ゴーン元会長を特別背任で刑事告訴…「厳罰な処罰を求める」

ゴーン元会長
ゴーン元会長全 2 枚

日産自動車は1月11日、カルロス・ゴーン元会長が会社法違反(特別背任)で起訴されたのに先立ってゴーン元会長を同法違反で刑事告訴したと発表した。

ゴーン元会長が個人的な投資の損失を、一旦、日産に付け替えたほか、損失の追加担保を逃れるため、保証してくれた知人に中東日産から不透明な資金を支払ったもの。同社では、こうした行為は「会社として到底容認できるものでなく、厳重な処罰を求める」としている。

同社では、同様の不正な支出の有無について、引き続き調査する方針。

また同日、ゴーン元会長とグレッグ・ケリー元代表取締役が金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出罪)、法人としての日産が追起訴された。

日産自動車グローバル本社(横浜市) (c) Getty Images日産自動車グローバル本社(横浜市) (c) Getty Images

同社では「大変重く受け止めており、改めて関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします」と謝罪。その上で、ガバナンス改善特別委員会における議論・提言を踏まえ、今後、ガバナンス強化や、企業情報の適切な開示を含め、コンプライアンスを遵守した経営に努めるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る