UL Japan 、名古屋のEV/HV向け試験設備と伊勢本社の信頼性試験ラボを案内…オートモーティブワールド2019

UL Japan(オートモーティブワールド2019)
UL Japan(オートモーティブワールド2019)全 2 枚

米国第三者安全科学機関 ULの日本法人、UL Japan は、青と赤の壁にはさまれた小さな入り口を設置。昨年から本格可動させたEV/HV向け試験設備「EHV Chamber」と、車載機器に特化した信頼性試験ラボを紹介した。

【画像全2枚】

EV/HV向け試験設備「EHV Chamber」は、国内唯一のEV・HV向けEMC(電磁的両立性)試験サービス。同設備は、東名高速 東名三好インターチェンジを出てすぐ、UL Japan のオートモーティブ テクノロジー センター(ATC)内に暗室を構え、国際無線障害特別委員会規格 CISPR 25:2016 Edition4 Annex I に対応したEV/HV向け試験を実施。

EHV Chamber の電波暗室は、固定型ダイナモメーターを備えた国内で唯一の試験施設。既存の高電圧対応電気試験に加え、EV/HV向け試験をワンストップでサービス展開する。

EHV Chamber の売りは、最高トルク125Nm、最高回転数1万2000rpm、動力吸収容量170kWまで実負荷を再現できること。また、欧州メーカーが電気自動車に要求する電気試験(LV123、LV124、LV148)も提供。近年増加傾向にある車載向け高電圧製品などに対応する。

また、車載機器むけ信頼性試験ラボは、UL Japan 伊勢本社(三重県伊勢市朝熊町)に試験設備を置き、車載機器信頼性評価サービスを展開。こちらは2019年春から本格可動させるサービスで、「2月に新たな情報をアナウンスする予定」という。

同試験ラボでは、自動車業界のトレンド「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に対応した安全コンプライアンス・サービス事業を強化している同社の新たな展開事例のひとつ。

同サービスのターゲットは、自動車部品サプライヤーや自動車メーカーなど。ハイパワー恒温恒湿器、恒温機能付き冷熱衝撃装置、耐水耐塵試験機、複合環境振動試験機などで構成された同ラボでは、温度・湿度・気圧・日射・振動・衝撃・防水・粉塵・塩水などの耐性評価と、潜在的な欠陥や脆弱性などを評価する耐久性試験が行われる。

《レスポンス編集部》

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