自動運転モビリティをバーチャル検証へ、市場投入までの期間の大幅短縮目指す

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ダッソー・システムズとイスラエルのCognata社は1月23日、提携を結び、自動運転モビリティ体験をバーチャル検証できるソリューションを共同開発すると発表した。

Cognata社は2016年、イスラエルに設立されたスタートアップ企業だ。自動運転やディープラーニング、コンピュータビジョンを専門とするエンジニアで構成され、自動運転車のシミュレーションプラットフォームを手がけている。

一方、フランスに本拠を置くダッソー・システムズは、次世代自動車の設計や生産、市場展開を目指す各社に向けて、「3DEXPERIENCE」と呼ばれるプラットフォームを開発している。

今回の両社の提携では、自動運転モビリティ体験をバーチャル検証できるソリューションを共同開発する。自動運転車の開発企業が、3DEXPERIENCE プラットフォーム上で自動運転のテストをはじめ、開発サイクル全体でバーチャル検証を行えるソリューションを手がけていく。

ダッソー・システムズは、Cognata社の高精度で包括的な製品群を、3DEXPERIENCE プラットフォームに統合することで、安全な自動運転車を市場に投入するまでの期間を大幅に短縮できる、としている。

《森脇稔》

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