【MotoGP】ヤマハ、ロッシ&ビニャーレスで王座奪還へ

バレンティーノ・ロッシ(右)とマーベリック・ビニャーレス
バレンティーノ・ロッシ(右)とマーベリック・ビニャーレス全 12 枚

ヤマハ発動機は2月5日、2019年の国内外レース活動の概要を発表。MotoGPファクトリーチームは、昨年に引き続き、バレンティーノ・ロッシ選手とマーベリック・ビニャーレス選手のコンビで王座奪還を目指す。

2018年は、MotoGP世界選手権でバレンティーノ・ロッシ選手がランキング3位、マーベリック・ビニャーレス選手がランキング4位を獲得したほか、世界耐久選手権の最終戦である鈴鹿8耐の4連覇や、全日本ロードレース選手権・JSB1000、アジアロードレース選手権・SS600、MotoAmerica・スーパーバイクなどでチャンピオンを獲得。数多くの成果をあげた。

2019年のMotoGP世界選手権は、ファクトリーチームの「Monster Energy Yamaha MotoGP」から、2018シーズンに5度の表彰台を獲得しランキング3位となったバレンティーノ・ロッシ選手と、1勝を含む5度の表彰台を獲得しランキング4位となったマーベリック・ビニャーレス選手が参戦する。

新たにパートナーシップ契約を結んだサテライトチームの「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」からは、2017シーズンのMoto2チャンピオン、昨シーズンはMotoGPにステップアップしランキング15位でルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたフランコ・モルビデリ選手と、昨シーズンのMoto2でランキング10位のファビオ・クアルタラロ選手が参戦。2チーム・4人が「YZR-M1」でチャンピオン獲得を目指す。

バレンティーノ・ロッシバレンティーノ・ロッシ

スーパーバイク世界選手権(WSBK)には、「Pata Yamaha Team」が参戦する。ライダーは、それぞれが昨シーズンにWSBKでの初優勝を果たし、鈴鹿8耐では「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」のメンバーとしてヤマハ初の4連覇に貢献したマイケル・ファン・デル・マーク選手とアレックス・ローズ選手が参戦する。また「GRT Yamaha Supported Team」からは、昨シーズンのWSBKでランキング5位のマルコ・メランドリ選手と、昨年のスーパースポーツ世界選手権チャンピオンのサンドロ・コルテセ選手が参戦。4人のライダーが「YZF-R1」で、2009年以来となるチャンピオンを目指す。

2018-2019シーズンの世界耐久選手権(EWC)は、2017-2018シーズンにランキング16位となった「YART Yamalube Yamaha Team」が「YZF-R1」で参戦する。ライダーは、ブロック・パークス選手、マービン・フリッツ選手、ニッコロ・カネパ選手の3名。2018年9月の開幕戦ボルドール24時間耐久レースでは2位を獲得し、チャンピオン獲得に向けて幸先の良いスタートを切った。

マーベリック・ビニャーレスマーベリック・ビニャーレス

MotoAmerica AMA/FIM北米ロードレース選手権は、最高峰のスーパーバイクに、昨シーズン、2015-16年の連覇に続き3度目のチャンピオンに輝いたキャメロン・ボビエ選手と、昨シーズンからスーパーバイクにステップアップしランキング5位を獲得したギャレット・ガーロフ選手が、「Monster Energy/Yamalube/Yamaha Factory Racing Team」から「YZF-R1」で参戦する。

全日本ロードレース選手権は、最高峰のJSB1000に「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と、ユースチームの「YAMALUBE RACING TEAM」が参戦する。ファクトリーチームは、昨シーズンJSB1000で通算8度目のチャンピオンに輝いた中須賀克行選手と、7度の表彰台でランキング4位となった野左根航汰選手が、ファクトリー仕様の「YZF-R1」で参戦。ユースチームは昨シーズン、JSB1000にステップアップしたものの怪我の影響でランキング21位となった前田恵助選手が「YZF-R1」で出場する。

フランコ・モルビデリフランコ・モルビデリ

アジアロードレース選手権(ARRC)は、2019シーズンから新たに最高峰としてスタートするASB1000に「YAMAHA RACING TEAM ASEAN」が参戦する。ライダーは昨シーズンのSS600でランキング9位となった伊藤勇樹選手に加え、世界耐久選手権にもレギュラー参戦するブロック・パークス選手が「YZF-R1」で参戦。また同クラスには「Yamaha Thailand Racing Team」から、2018シーズンのSS600チャンピオンであるラタポン・ウィライロー選手と、2017年から2年間、CEVジュニア世界選手権Moto3に参戦していたアピワット・ウォンタナノン選手もエントリー。ASB1000初代チャンピオンを目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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