ホンダ、郵政カブなど3万9000台に改善対策 ハンドルウエイト脱落のおそれ

スーパーカブ110プロ
スーパーカブ110プロ全 2 枚
ホンダは、原付2種バイク『スーパーカブ110MD(郵政カブ)』など6車種のハンドルに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。

対象となるのは『スーパーカブ110MD』『スーパーカブ110プロ』『クロスカブ110』『スーパーカブ50MD』『スーパーカブ50プロ』『クロスカブ50』の6車種で、2017年8月30日~2018年12月3日に製造された3万9366台。

今回の不具合は、左側ハンドルグリップをハンドルパイプに組付ける工程およびハンドルバーインナウエイトのねじ部加工が不適切だったことが原因。ハンドルバーインナウエイトとハンドルエンドスペーサ間に付着した接着剤が押し潰され、ハンドルウエイトを締結しているスクリュの締付けトルクが低下し、走行振動により緩むものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にハンドルウエイトが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、左側ハンドルバーインナウエイト端面に付着している接着剤を取り除き、スクリュのねじ部に緩み防止剤を塗布し、規定トルクで締め付ける。

不具合は23件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る