VW『ID.ポロ』、内装を先行公開…1980年代『ゴルフ』風レトロ表示モードをディスプレイに採用

フォルクスワーゲン ID.ポロ
フォルクスワーゲン ID.ポロ全 16 枚

フォルクスワーゲンは、新世代EV「ID.ファミリー」のコンパクトモデルとして開発中の『ID.ポロ』の内装を初公開した。顧客フィードバックを反映した新しいデザインアプローチにより、今後のIDシリーズのコックピットデザインが定義されるという。

【画像】VW『ID.ポロ』の内装

ID.ポロは「ピュア・ポジティブ」と呼ばれる新デザイン言語を採用。ダッシュボードやドアインサートにファブリック素材を使用し、上級クラスに匹敵する質感を実現している。すべての表面、ボタン、コントロール、ハンドルの心地よい感触が、親しみやすく快適な雰囲気を生み出す。

コックピットは明確な水平方向の配置が特徴だ。ステアリングホイール後方には26cm(10.25インチ)のデジタルコックピット、中央には33cm(約13インチ)のインフォテインメントシステムのタッチスクリーンを配置。2つの大型ディスプレイが一直線上に並ぶ。グラフィックは高解像度で精密、中央ディスプレイは助手席からも操作しやすい位置にある。

インフォテインメント画面の下には、エアコン機能とハザードランプ用の独立したボタンを配置。マルチファンクションステアリングホイールも一新され、明確に構造化されたボタン配置となった。スマートフォントレイとカップホルダーの間には、運転席と助手席の両方から操作しやすいオーディオ用ロータリーコントローラーを設置し、音量調整や選曲、ラジオ局選択が可能だ。

「ID.ライト」も大幅に進化。この対話型の直感的なライトストリップは、フロントガラス下部のメーターパネル全幅だけでなく、初めてフロントドアにも延長された。

特筆すべきは「レトロディスプレイ」機能だ。ステアリングホイールのボタンまたはインフォテインメントシステムから操作すると、デジタルコックピットの表示が1980年代の初代『ゴルフ』の古典的な画面表示に変身する。デザインチームが「シークレットソース」と呼ぶこの遊び心ある機能は、ドライバーとの感情的なつながりを生み出すための特別なディテールだ。

ID.ポロは、明確な情報表示と整理されたメニュー構造、直接操作できるボタンの増加、明確なボタン配置の多機能ステアリングホイール、そして使い慣れたフォルクスワーゲンの操作パターンの採用により、より直感的な操作性を実現している。

《森脇稔》

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