【NASCAR】最大舞台の「デイトナ500」でトヨタ・カムリが1-2-3フィニッシュ…XFINITYシリーズではスープラ初陣3位

2019年のデイトナ500、優勝はトヨタ・カムリの#11 デニー・ハムリン(2位もトヨタの#18 カイル・ブッシュ)。
2019年のデイトナ500、優勝はトヨタ・カムリの#11 デニー・ハムリン(2位もトヨタの#18 カイル・ブッシュ)。全 8 枚

米国で高い人気を誇る自動車レース「NASCAR」、その最高峰である「モンスターエナジーNASCARカップ」の開幕戦にして最大舞台の「デイトナ500」で、トヨタ・カムリが1-2-3フィニッシュを達成した。併催のXFINITYシリーズ開幕戦では初陣となるスープラが3位を獲得している。

NASCAR最高峰の「モンスターエナジーNASCARカップ」は、2019年も例年通り、シリーズ最大舞台の「デイトナ500」で開幕した。決勝は現地17日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(米フロリダ州)で実施され、トヨタ・カムリが1-2-3フィニッシュ。トヨタにとってはデイトナ500での2勝目ということになった。

優勝ドライバーのデニー・ハムリンは、「ここ(ビクトリーレーン)にいられて最高の気分だ。我々のトヨタ・カムリは本当に快調だった。トヨタと、支えてくれた全ての人に感謝したい」と喜び、さらに「今年、私のチームは多くのメンバーが新しくなったこともあり、ルーキーとも言える状況だったが、本当に最高の一日になった。レースの最後に私を助けてくれたカイル(ブッシュ=2位)にも感謝している」と続けている。

トヨタのデイトナ500優勝は2016年以来。当時もウイニングドライバーはハムリンで、やはり今回同様に1-2-3フィニッシュだった。なお、今回3位のドライバーはエリック・ジョーンズ。

デイトナ500決勝の前日には別シリーズの「NASCARエクスフィニティ・シリーズ」開幕戦決勝レースも実施され、こちらではトヨタ・スープラがNASCARデビューを飾り、最高3位に入った。

3位になったドライバー、ブランドン・ジョーンズは「スープラは見た目も格好良く、実際に運転しても最高だった。トヨタチームの一員としてスープラをドライブできることは本当に、本当に嬉しい」と喜びの大きさを強調。そして「今季これから、スープラとともに多くの成功を成し遂げていきたいと思っている。個人的には特に1.5マイルのオーバルではチャンスがあると考えているんだ。楽しみだよ」と意気込みを示している。

“NASCARデイトナ開幕開催”では「NASCARガンダー・アウトドアズ・トラック・シリーズ」の開幕戦もあり(決勝15日)、トヨタ・タンドラのオーティン・ヒルが優勝した。NASCARトヨタ勢にとっては成果を得るところ大きい今季キックオフイベントだったようである。

《遠藤俊幸》

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