装備をプラスしたプジョー ジャンゴは、価格以上の「いいモノ感」がある

プジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DX
プジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DX全 19 枚

プジョーのネオレトロスクーター、ジャンゴ125シリーズの中で、ひときわエレガントな1台が『ジャンゴ125アリュール ABS』である。

サテン仕上げのメタリックカラーや、クロムメッキされたタンデムグリップ一体型リアキャリアを採用するなど、ヨーロッパブランドらしい上質なディテールが特徴だ。

2月22日より、そんなアリュールにトップケースとショートスクリーンを追加した上級仕様『ジャンゴ アリュール ABS DX』が追加される。

プジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DXプジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DX
シートと同色のバックレストが標準装備されたトップケースは34リットルの容量を確保。シート下のラゲッジスペースと併せて計2個のヘルメットを収納することが可能になり、タンデムライドでの利便性がさらに向上した。価格はそれぞれ別に購入するよりも4万円ほど安い42万4440円(税込)と、かなりお買い得である。

プジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DXプジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DX
実際に試乗してみた印象としては、大人2人がゆったり座れる大柄なシートと、低速からしっかりトルクを発揮する元気なエンジンが好印象だ。ヨーロッパの小型スクーターというと、街をキビキビ駆け抜けるイメージが強いけれど、こちらはむしろゆったりと「流す」のが気持ち良いタイプ。

またルックスは国産スクーターともイタリアンスクーターとも異なる丸っこいスタイリングが個性的で、各部の質感も高い。嬉しいことにトップケースまでしっかりと塗装仕上げとなっており、価格以上の「いいモノ感」がある。

コストと実用性ばかりがクローズアップされがちな125ccスクーターだが、ジャンゴ アリュール ABS DXはそれらのハナシを抜きにしても積極的に乗りたくなる数少ないモデルだろう。

プジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DXプジョー ジャンゴ125 アリュール ABS DX

《佐藤 旅宇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る