トヨタ、燃料電池タクシー600台の配備目指す…欧州で新合弁

燃料電池車のみのタクシーサービス「HYPE」に導入のトヨタ・ミライ
燃料電池車のみのタクシーサービス「HYPE」に導入のトヨタ・ミライ全 3 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは2月21日、水素モビリティのさらなる推進を目指して、合弁会社の「HysetCo」を設立した、と発表した。

この合弁会社は、エアリキード、idex、STEPの3社と共同で設立された。トヨタはこの合弁会社において、フランス・パリ市内に2020年末までに、600台の燃料電池タクシーを配備することを目指す。

フランス・パリを中心に行われている世界で初めての燃料電池車のみのタクシーサービスが、「HYPE」だ。HYPEとは、「Hydrogen Powered Electric Taxi Service」の略。フランスの大手ガス会社、エアリキードが、水素ステーションを設立し、このプロジェクトを後押ししている。

トヨタモーターヨーロッパは2017年7月、このプロジェクトに参画し、燃料電池車のミライ25台がタクシーとして配備。その後、HYPEはミライの導入を増やし、現在の燃料電池タクシーの配備台数は100台に到達している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
  3. 『ジムニー』のコンプリートカスタムカーをそのまま販売、313万円ですぐに乗り出せる
  4. 崖っぷちの日産、追浜・湘南2工場閉鎖検討、国内でも事務系の早期退職募集へ[新聞ウォッチ]
  5. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る