BMWとダイムラー、自動運転で提携…次世代技術を共同開発へ

イメージ (AC)
イメージ (AC)全 2 枚

BMWグループ(BMW Group)とダイムラー(Daimler)は2月28日、自動運転の分野で提携を結び、次世代の自動運転技術を共同開発すると発表した。

[BMWとダイムラーの自動運転技術搭載のコンセプトカー]

BMWグループは、2006年から自動運転の研究開発に取り組んでいる。世界で70台以上の試験車両が最先端技術をテストしており、データを収集しながら、レベル2~5の自動運転技術をテストしている。現在開発中のBMW『iNEXT』では、2021年にレベル3搭載車として量産を開始し、その後、レベル4に対応する予定だ。

ダイムラーは、レベル3だけでなく、レベル4とレベル5の開発プロジェクトにも取り組んでいる。米国シリコンバレーでは、ボッシュと共同でレベル4/5の自動運転車の試験プログラムを開始。ダイムラーは2020年代の初めに、レベル3車だけでなく、完全に自動化されたレベル4/5車を市場に投入する計画だ。乗用車やバン、バスやトラックまで、あらゆるカテゴリーで自動運転を実現することを目標に掲げている。

BMWグループとダイムラーの共同開発では、高速道路でのレベル3とレベル4の自動運転を、2020年代の半ばまでに実現することを目指す。さらに、駐車支援を含めた次世代の先進運転支援システム(ADAS)も共同開発していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  4. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
  5. レクサス最高峰が6輪のミニバンに!? トヨタの挑戦的フラッグシップ戦略に「この迫力とデザインはえぐすぎる」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る