「もしもの時」の備えに---車中泊体験プログラム「#日産でやってみよう車中泊」

#日産でやってみよう車中泊
#日産でやってみよう車中泊全 18 枚

災害時など「もしもの時」に役に立つ、車中泊を実際に体験するプログラム「#日産でやってみよう車中泊」が、3月2~3日の2日間にわたり、日産グローバル本社ギャラリーにて開催された。

【画像全18枚】

同イベントでは災害時の車中泊をテーマに、クルマ旅専門家の稲垣朝則氏、災害リスクアドバイザー・松島康生氏の2名が登壇。トークセッションや車中泊のコツを実際に体験するワークショップなどが行われた。

トークセッションのコーナーでは過去の事例や体験を元に、簡単な座学講座を開催。そもそも災害時の車中泊が注目されはじめたのは、2004年に起きた新潟県中越地震の際とのこと。その後、2016年の熊本地震の際に車中泊をしている人たちが増え、その模様が放映されたことでより注目が集まったという。

ただし、一般的なレジャーで行われる車中泊はあくまで“積極的”な車中泊であるのに対し、災害時の車中泊は仕方なく行う“消極的”なもの。準備をしっかり行って快適な環境を作るレジャーの車中泊と違い、準備に時間をかけることや、道具を揃えるのも難しいことが多いだろう。そんな時に気をつけるべきポイントやコツとして、いくつか項目が挙げられた。#日産でやってみよう車中泊#日産でやってみよう車中泊
まず車中泊において気をつけるべきポイントが、脱水症状や熱中症、一酸化炭素中毒などに加え、エコノミークラス症候群だ。熊本地震の際も車中泊の際もかなりの人が罹ってしまったそうで、散歩や足のマッサージ、軽い運動や水分補給をしっかり行うよう、注意喚起が行われた。

次にコツとして、(1)プライバシーを保つ、(2)きちんと眠れるベッドを作ることが挙げられた。まずプライバシーの保ち方について、一番簡単な方法としてはフロントガラスやドアガラス用のサンシェードを使うこと。これがあれば一番手っ取り早いが、ない時の代用品として、ピクニックシートを使って車の目隠しを行う方法が紹介された。レジャーシートをフロントガラスのサイズに折りたたんで外から貼り付けるという最も簡単な手段から、大きな洗濯バサミでサンバイザーに挟み、フロントガラスを覆うやり方。そして小さなクリップを使ってドアガラス上のゴムに挟み込むやり方が実施された。#日産でやってみよう車中泊#日産でやってみよう車中泊
車を目隠しできたら、次はベッドの作り方。会場では日産『リーフ』をサンプルに行われたが、基本的には車中泊用のマットを用意しておく必要があるそうだ。できる限りシートを倒してその上に車中泊用マットを敷いたあと、ケースやコンテナ、スノコで大きい段差をなくす。次に軽く寝てみて、タオルなどで微調整を行えば完成だ。完全に水平にするのは難しいのである程度は妥協が必要だが、駐車場の傾斜などを利用することでより快適にスペースを作るコツなども披露された。

なお、これらはあくまで緊急時の車中泊ということで、2泊3日(72時間)が想定されていた。まずは3日間をなんとか乗り切り、その間に安全の確保や今後の方針などを定めてほしい。

今回のイベントが開催されるにあたり松島氏は実際に車中泊を体験することで、色々な気づきができるのではないかと語る。稲垣氏も今回の想定時間である72時間の車中泊というのは週末旅行に転用することも可能なため、少しでも車中泊というものを理解してもらえれば、と語った。

《二城利月》

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