アウディ4車種にPHV、EVモードは40km以上…ジュネーブモーターショー2019で初公開予定

新型A6、A7、Q5のPHVは2.0リットル直4ターボ+モーター

新型A8のPHVは3.0リットルV6ターボ+モーター

電動パワートレイン車向けの各種コネクトサービスが利用可能

アウディA6、A7スポーツバック、A8、Q5のPHV
アウディA6、A7スポーツバック、A8、Q5のPHV全 22 枚

アウディ(Audi)は、スイスで3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2019において、新型『A6』『A7スポーツバック』『A8』『Q5』のプラグインハイブリッド車(PHV)を初公開すると発表した。

【画像全22枚】

4車種には、直噴ガソリンターボエンジンを基本にしたPHVシステム、「TFSI e」が搭載される。TFSI eの名称は今後、アウディのPHVに広く使用されていく予定。アウディによると、「e-tron」の名称は今後、ピュアEVのみに冠される可能性があるという。

新型A6、A7、Q5のPHVは2.0リットル直4ターボ+モーター

新型A6、新型A7スポーツバック、新型Q5のPHVでは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンに、モーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたシステム全体でのパワーは、299hpと367hpの2種類が用意される。

トランスミッションは7速「Sトロニック」。二次電池(バッテリー)は蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンとなる。EVモードでは40km以上(WLTP計測)のゼロエミッション走行を可能にする。

新型A8のPHVは3.0リットルV6ターボ+モーター

新型A8には、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンに、モーターを組み合わせた。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、449hpのパワーと71.4kgmのトルクを引き出す。二次電池(バッテリー)は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンだ。

4車種のPHVには、3種類の走行モードを採用する。「EV」、「オート」、「ホールド」だ。モードボタンで、ドライバーはこれら3つの基本設定から選択し、電動ドライブの優先などのモードが選べる。オートモードでは、PHVは最大限の効率を得るために、電気モーターとエンジンのバランスを追求する。ホールドモードでは、現在のバッテリーの充電状態が維持されるようにする。エンジンを停止させた状態で、一定時間コースティング(惰性走行)することもできる。

電動パワートレイン車向けの各種コネクトサービスが利用可能

4車種のPHVで、新たな充電サービスの「アウディe-tronチャージングサービス」が利用できる。専用のカード1枚で、欧州全域の公共充電ステーションの約80%にアクセスできる。欧州16か国の7万2000か所以上の充電ステーションが利用可能。その後、数か月以内に、東欧などの8か国に拡大展開していく予定だ。

ドライブ途中での充電は、「myAudi」アプリで計画できる。myAudiアプリを利用すれば、現在の充電状態や走行可能距離を知ることができる。ドライバーは、充電の開始や空調コントロールを遠隔操作して、あらかじめ設定した時間に起動させることが可能。最近の走行記録や平均電力使用量といった情報も、いつでも入手できる。

さらにmyAudiアプリでは、途中の充電を考慮したルートが、ナビゲーションシステムに表示される。ナビゲーションシステムは、バッテリーの充電時間や、交通状況も考慮。当初予定していた急速充電ステーションへの到達が困難になると、別のルートを提案してくれる。

「予測効率アシスト」は、航続の拡大を追求する支援システムだ。ナビゲーションデータと予測効率アシスト、車両センサーシステムの情報を利用して、ルート全体の大まかな計画と、細かい計画を作成する。そして、ドライバーがアクセルペダルから足を離す必要がある状況を認識。走行中のドライバーには、ディスプレイからの情報と、アクティブアクセルペダルによる触感フィードバックが得られる、としている。

《森脇稔》

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