アウディ A3 の天然ガス車、「g-tron」に改良新型…航続400kmに拡大

アウディ A3 スポーツバックg-tron 改良新型
アウディ A3 スポーツバックg-tron 改良新型全 7 枚

アウディは3月7日、『A3スポーツバック』のCNG(天然ガス)仕様車、『A3スポーツバックg-tron』(Audi A3 Sportback g-tron)の改良新型を欧州で発表した。

アウディは、CNG(天然ガス)車のラインナップに積極的な自動車メーカーのひとつだ。欧州ではg-tronのシリーズ名を冠し、『A4アバント』や『A5スポーツバック』などにg-tronを用意している。

A3スポーツバックg-tronの改良新型には、新開発の直噴1.5リットル直列4気筒ターボ「TFSI」エンジンを積む。シリンダーヘッド、ターボチャージャー、燃料噴射システム、触媒コンバーターなどが改良を受けた。最大出力は131hpを発生する。トランスミッションは7速「Sトロニック」を組み合わせた。

アウディ A3 スポーツバックg-tron 改良新型アウディ A3 スポーツバックg-tron 改良新型改良新型の特徴が、CNGタンクの追加による航続の延長だ。従来、2個搭載されていたCNGタンクを、改良新型では3個に増やした。これにより、CNGだけでの航続は、WLTPモードでおよそ400kmに拡大した。また、ガソリンタンクも備えており、航続をさらに伸ばせる。

環境性能は高く、100km走行するのに必要なCNGは、3.5kg、CO2排出量は95~96g/kmだ。ドイツ本国でのベース価格は、3万6600ユーロ(約455万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る