三菱ふそう、スーパーグレート など1万2000台をリコール リアブレーキに不具合

改善箇所
改善箇所全 1 枚

三菱ふそうトラック・バスは3月12日、大型トラック『スーパーグレート』および大型バス『エアロエース』『エアロクイーン』のリヤブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2015年11月10日から2019年3月8日までに製造された1万2125台。

エアサスペンション装着車両において、リヤブレーキシューを固定しているスプリングの設定が不適切なため、走行時の振動入力によってシューが振動して、シュークリアランスを調整するアジャスターを保持しているクリップを叩き、クリップが変形又は破損することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、シュークリアランスが増大し、最悪の場合、リヤブレーキの制動力が低下するおそれがある。

全車両、暫定措置として、リヤブレーキシューを固定しているスプリングを対策品に、車両下側のクリップを新品に交換する。なお、上側クリップについては、変形・破損が認められた場合は新品に交換する。なお、対策が決定次第、恒久対策を実施する。

不具合は85件発生。軽傷を伴う事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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