ARTA、SUPER GT出場マシンのカラーリング刷新…テーマは「弾丸」

ARTA GT500_#8 NSX-GT
ARTA GT500_#8 NSX-GT全 4 枚

オートバックスセブンは、同社がスポンサーしているレーシングスポーツブランド「ARTA」について、「弾丸」をコンセプトにSUPER GT出場マシンのカラーリングを刷新したと発表した。

ARTAは1998年、「世界に通用するドライバーを育成する」という信念のもとスタートした、日本の若いドライバーに頂点までの道筋を示すプロジェクト。昨年、レーシングスポーツブランドへと進化した新生ARTAは、SUPER GTで総合優勝は逃したものの、GT500では2度のポールトゥウィン、GT300も2度の優勝で最終戦まで優勝争いを演じるなど、その強さをファンに見せつけた。今年も、GT500クラスは昨年に引き続き野尻智紀選手・伊沢拓也選手の「NSXGT」で、GT300クラスはクラス最多勝利記録を持つ高木真一選手と、新加入のARTAプロジェクト元スカラシップ生である福住仁嶺選手が新マシン「NSX-GT3」で参戦。2019年シリーズチャンピオンを目指す。

今回、ARTAは「弾丸」をデザインコンセプトにマシンカラーリングを刷新。GT500「NSX-GT」はチームの魂を継承する「オレンジの弾丸」をテーマとし、昨年に引き続き、ベースカラーはARTAのチームカラーである蛍光発色するオレンジ色を継承。より象徴的に見えるよう、ボディにわずかにラメの混ざった光沢感のある黒いグラデーションを横断させることで、「あまりの速さにオレンジ色のボディが黒く焦げている」かのようなデザインを施した。GT300「NSX-GT3」のテーマは「黒い弾丸」。ARTAのリブランディングを象徴する力強い黒をベースカラーとしてボディ全体をまとめ上げ、チームカラーのオレンジがサイドからリアにかけて流れるようなグラデーションを配し、「速さによる摩擦で起きたオレンジ色の火花を纏って疾走している」かのようなデザインを施した。

また、今年はマシン以外にも、レーシングスーツ、メカニックスーツもデザインを一新。レーシングスーツは白をベースカラーとし、チームの中でも孤高であるドライバーだけが持ち得る存在感を表現した。また、メカニックスーツは赤をベースカラーとして全てのロゴを白抜きの単色でまとめ、チームの一体感を強く華やかに演出。ピットもまた、黒をベースカラーとした新しいカラーリングを施し、新生ARTAの力強さ、スポーティーさを表現する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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