VWグループ、電動化戦略を加速…バッテリー研究開発連合を欧州で結成

VWグループの次世代EV「ID.」ファミリー
VWグループの次世代EV「ID.」ファミリー全 4 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は3月21日、「欧州バッテリー連合」(EBU)コンソーシアムを結成すると発表した。

【画像全4枚】

フォルクスワーゲングループは、次世代の電動車を2025年までに50車種投入するという電動車攻勢を掲げている。その先陣を切るのが、「ID.」ファミリーの最初の市販モデルとして、2020年に発売予定の『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEV『ID.』だ。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『ID. BUZZ』を順次、市場に投入していく。

今回の発表は、フォルクスワーゲングループの電動化戦略を加速させるものだ。スウェーデンのバッテリーメーカー、ノースボルト(Northvolt)などと共同で、欧州バッテリー連合(EBU)コンソーシアムを結成する。

EBUでは参加企業や団体が、原材料からセル技術、リサイクルに至るまで、バッテリーについての共同研究開発に取り組む。その主な目的は、バッテリーセルの生産に関して、より幅広いノウハウを蓄積することだ。

なおフォルクスワーゲングループは、EBUでの共同研究活動を2020年初頭に開始する予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  3. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  4. ホンダ『WR-V』に「ADVエディション」、新グリルにオレンジアクセントが映える…インド発表
  5. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る