【バンコクモーターショー2019】40回目の節目を迎え、25日のVIPデーから開催

「第40回バンコク国際モーターショー2019」の会場となるコンベンションセンター「インパクト・ムアントンタニ」
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東南アジア最大の国際モーターショーとして知られる「第40回バンコク国際モーターショー」(バンコクモーターショー2019)が、バンコク郊外にあるコンベンションセンター「インパクト・ムアントンタニ」で3月25日のVIPデーを皮切りにスタートする。

このショーが開催されるタイは東南アジア最大の自動車生産拠点としても知られる。いち早く自動車産業が育ったことで、同国内では自動車生産におけるサプライチェーンが確立。同時にASEAN域内へ輸出するにあたっては非関税との背景もあり、タイには日本をはじめ、欧米各国の主要メーカーが生産基地を設ける至った。その結果、年間の生産台数は200万台を超えるまでに成長したのだ。それだけにモーターショーのスタートは早く1979年に遡る。

特に見逃せないのは、このショーが持つ集客能力の高さだ。都市圏人口1600万人という同国の首都での開催されるという背景もあるが、ここ数年は急速な経済発展も重なって160万人を超える来場者を集めている。10年ほど前に記録した200万人に迫るほどではないが、それでも東京モーターショーどころか、世界5大モーターショーと言われる北米自動車ショーやパリモーターショーよりも多くの集客数なのだ。

また、このショーは世界主要国で開催されるモーターショーとは違って、コンセプトカーや新型車の初披露を主としてはいない。会場内で展示される新車を販売する“販売展示会”的な側面が強いのだ。そのため、各ブースの裏手に回るとローン会社による商談スペースが設けられ、そこでは軽食が食べられ、子供向けのプレイスペースまで用意される。期間中は10万台近くもの商談が成立。今やこのショーでの販売が、その年のタイ国内自動車市場を占う重要イベントともなっているのだ。

一方、日本人としてこのショーを見逃せないのは、前年に発表された新型車が“右ハンドル車”のワールドプレミアとして発表されることが多いからだ。タイと同じ左側通行・右ハンドル採用国である日本にとって、新型車の出展に関心は高まる。さらに、タイの自動車市場は日本車のシェアが9割を超えているという背景もあり、日本よりも早く新型車がデビューすることも少なくない。

今年は30社以上の自動車会社が今年のショーに参加し、四輪と二輪、合わせてパーツメーカーの出展も行われる。一般公開日は3月28日~4月8日。販売を目的としていることもあって、連日12~22時で開催し、週末は午前11時からオープンする。

《会田肇》

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