「おわりのないえほん」の続きを描こう…ホンダがワークショップを開催

「おわりのないえほん」ワークショップ
「おわりのないえほん」ワークショップ全 27 枚

白いページに続きを描こう! ホンダ(本田技研工業)は、子どもが自由な発想で物語の続きを描くことができる「おわりのないえほん」を制作し、絵本週間の初日となる3月27日に、Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区)で、「おわりのないえほん」ワークショップを開催した。

「おわりのないえほん」は、読者(=子どもたち)が自由な発想で絵本の続きを描けるよう、途中から絵が消えて白紙になっている。ワークショップでは、10組20名の親子が参加し、親から子どもへの絵本の読み聞かせを行ない、親子で対話しながら絵本の続きを描いていった。

ホンダの調査結果によると、54.4%の両親が「子どもの発想力が現状伸びていない」と感じている。この課題を解決するために、ホンダに何ができるかを考え、「おわりのないえほん」が生まれた。この絵本を通じて、夢を描く喜びを子どもたちへ伝えたいという想いがあるという。「おわりのないえほん」は、ホンダが小学生を対象に毎年開催している「子どもアイディアコンテスト」の2018年最優秀賞に選ばれた2作品を元にストーリーが作られている。

ワークショップでトークに立った、一般社団法人教育デザインラボの石田勝紀代表理事は、「発想力を育むのに絵本が効果的な理由」を次のように語る。

「おわりのないえほん」ワークショップ、読み聞かせ「おわりのないえほん」ワークショップ、読み聞かせ

絵本の特徴は子供のペースでゆっくり読むことができること。子どもはその間に考えることができ、そのゆとりがアイデアを生み出すベースになる。また、大人になると当たり前な考え方しかできないが、絵本は世の中の常識から離れている。「実際はウサギとカメが競争したりしません」。そしてアイデアは経験の組み合わせから生まれることが多いが、子どもにはその経験が少ない。絵本が子どもの経験を補ってくれるという。

「おわりのないえほん」は、Hondaウエルカムプラザ青山や港区の児童館で配布される。

「おわりのないえほん」ワークショップ、読み聞かせ「おわりのないえほん」ワークショップ、読み聞かせ

《高木啓》

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